幼年保護会 創設
当時横浜刑務所典獄であった有馬四郎助は幼年犯罪者の処遇に携わりながら、彼らによる犯罪や非行の多くが生育途上の教育に起因するものだと考えた。その救済には教育機関が必要だと痛感し、刑務所を釈放される少年らのために幼年保護会を創設して初代会長となる。
横浜力行舎は、神奈川県横浜市で主に宿泊型保護事業を営む指定更生保護施設です。一般就労での自立を目指す方はもちろん、高齢や障がいをお持ちの方、依存症の方なども積極的に受け入れを行い、医療や福祉サービスの調整を含む様々な自立に向けた支援を行っています。社会福祉法人幼年保護会が運営する更生施設『甲突寮』を併設し、同一の職員によって一体的な支援を行っている点も特徴です。
名称:更生保護法人 横浜力行舎
施設種別:指定更生保護施設
主な事業内容:宿泊型保護事業
収容定員:19名(成人男性のみ)
建物:鉄筋コンクリート4階建(330.92㎡)
当時横浜刑務所典獄であった有馬四郎助は幼年犯罪者の処遇に携わりながら、彼らによる犯罪や非行の多くが生育途上の教育に起因するものだと考えた。その救済には教育機関が必要だと痛感し、刑務所を釈放される少年らのために幼年保護会を創設して初代会長となる。
本会を感化部と保護部に分離し、横浜市根岸町に男子保護部としての根岸力行舎を、女子感化部としての根岸家庭学園を設立する。
大正4年4月1日より横浜家庭学園に改称する。
横浜力行舎が成人男性の入所施設として更生保護事業認可を受ける
社会福祉事業法により、財団法人から社会福祉法人に改組し認可される。
幼年保護会より横浜力行舎を分離して、財団法人横浜力行舎を設立する。
現在地に横浜力行舎の建物を改築する。また、更生保護会のアフターケア施設として、同一敷地内に甲突寮を新築する。
生活保護法に基づく更生施設として、社会福祉法人幼年保護会 甲突寮が認可され、開設に至る。
更生保護事業法施行により、財団法人から更生保護法人横浜力行舎へ改組する。
従来から先駆的に行っていた更生施設甲突寮との連携のほか、社会福祉法人幼年保護会においてグループホームや相談支援事業所を開設するなど事業拡大を行いながら、司法と福祉の垣根を超えた一体的な支援に取り組んでいる。